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執筆者の写真浩一 横田

SDGs×地方創生×修学旅行(釜石編)

審査委員の横田です。


友人である玉田さん(近畿日本ツーリスト首都圏沼津支店長)の記事「地方での志ある大人との出会いが、人生を変える。近畿日本ツーリスト社員の、修学旅行に新たな選択肢をつくる挑戦」アップされました。


もともと横田が地方創生の講演をしていたときに参加していた玉田さん。セミナー終了後名刺交換をしたあと、「一度お伺いしたいのですが」と言われ、実際にオフィスに来て相談したのが地方創生×修学旅行でした。


そのとき、大学生と岩手県釜石市に伺う予定にしていて、玉田さんを誘ったところ、実際に来ました。玉田さん、腰が軽い(決断が早く、ノリがよい)。そして、社会課題をテーマに生徒がPBL(プロジェクトベースドラーニング)を行えるフィールドとして釜石で行ってみようということになったのです。



記事を読んだ人は、玉田さんの熱い想いが伝わってきたでしょう。玉田さん帰りのバスの中で、感動して泣いていたのはここだけの話です。


この旅行は都内の女子高内で自由応募で集まった生徒が参加します。大学生もメンターとして同行します。


初日は、釜石市役所の方がオープンシティ推進(交流人口増)の戦略を解説、そのあと、釜石出身で慶應SFCの学生である寺崎さんに、東日本大震災で被災したときの話をしてもらいます。

そして、東京のJKが釜石にできることを3日目に提案するという課題をもらい考えます。


2日目、釜石には多くの移住者がいて、「なぜ釜石にいるのか」「なにをしているのか」という話を聞きます。あるいは地元の高校生と交流。そして午後は、自由行動、夜は食事後プレゼンを考えます。


3日目、市役所や地元の方にプレゼン。東京のJKならではのアイディアをぶつけます。


同行したメンターの大学生上田さんが書いた感想はこちら!




参加した生徒の感想は「震災の話はショックを受けました」「自分から行動を起こすことの重要性がわかりました」「地元の高校生が将来の釜石の姿と自分の将来を重ね合わせて考えていることがすごい」「地元を愛するということが理解できました。私の住んでいる世田谷には愛着はなく、記号だと思っていました」など多くのことを学んだようです。


帰りの新幹線の中である女子生徒が「先生、考えなければならないことがたくさん増えました」とボソッと言ってくれたことが一番心に残っています。


横田ゼミをそのあと学校で実施したり、文化祭で釜石の名産品を売ってくれたりした生徒もいました。




このように、地方創生×教育のように様々なテーマを組み合わせることによって面白いことができるかもしれません。また、SDGsのそれぞれのテーマを考えるだけでなく、SDGsを広める、教育するという取り組みに対するSASS2020への応募も大歓迎です。



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