最優秀賞
「What can we do to avoid overtourism in Kanazawa?」
金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 / KFSHS
優秀賞
「いきものいっぱいならプロジェクト―私たちがミニ生物多様性センターに―」
奈良県立磯城野高等学校 / Flowers
優秀賞
「【大注目!!】脱プラスチックで世界を変えよう!〜ライスレジンって何?〜」
晃華学園高等学校 / DAZZLE
優秀賞【中学生部門】
「ゴミ問題を解決して持続可能な社会を作ろう」
関西学院千里国際中等部 / レンチン餃子
Originality賞
「ボードゲームで知ってもらう!公共交通機関の大切さ」
市立札幌藻岩高等学校 / ET Project
作品賞
特別賞
最優秀賞
「What can we do to avoid overtourism in Kanazawa?」
金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 / KFSHS
< 審査コメント>
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課題設定、アンケート調査などの手法がしっかりしている。特にMKタクシーで作成した動画を流しているのが素晴らしいです。
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背景からアンケートまで、具体的にかつ網羅的に調査ができていて、その説明・動画編集などもわかりやすいと思いました。
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観光客が来ることは経済効果も期待できることだが、日本では金沢だけではなくオーバーツーリズムが大きな課題だといえる中で、地元住民、観光客、両方の懸念材料を改善できるようによく考えられていました。
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オーバーツーリズム解消策の発想と提言、行動力が素晴らしい
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金沢に北陸新幹線開通がきっかけでオーバーツーリズムが加速することを皮切りに、解決策の検証活動の質が高く、多角的である。特にインバウンド向けに観光マナーの改善動画がわかりやすく、効果的だと感じました。データ分析も緻密で比較までできています。
優秀賞
「いきものいっぱいならプロジェクト―私たちがミニ生物多様性センターに―」
奈良県立磯城野高等学校 / Flowers
< 審査コメント>
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活動量も多く、学会報告までやっているところが素晴らしい。自分たちで行政が行うような施設の代替ができているのが面白かったです。
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戦略的に活動し成果を上げており、研究機関として機能しているところが素晴らしいです。
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生物多様性以外に高齢者にとってのメリットなどにも触れており、他にもあらゆるステークホルダーと連携して取り組んでいること、研究活動としてしっかり取り組んでいることが素晴らしいと思いました。
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身近な取り組みから活動エリアや交流の拡大が出来ると良いですね。楽しみながらの活動されている様子を垣間見る事が出来ました。
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奈良の問題を発見し、それに基づいた行動を行い、それを行動できているところが良かったです。
優秀賞
「【大注目!!】脱プラスチックで世界を変えよう!〜ライスレジンって何?〜」
晃華学園高等学校 / DAZZLE
< 審査コメント>
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活動内容も興味深く、活動の継続性があり、ビデオも工夫されていました。
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学校を動かすアクションが良いと思いました。
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動画編集がとてもよくできており、英語の字幕をつけているのも”発信”の観点から素晴らしいと思いました。
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日本人のエネルギーの源である米を活用したライスレジンを取り上げ、プラスチックによる海洋汚染の防止、二酸化炭素の排出削減につなげる活動を多くのステークホルダーを巻き込み挑戦する力が伝わってきました。地域のごみ拾いやエネルギー活用についてのアイデアづくりなど当社との共同活動の可能性も感じました。
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脱プラだけではなく、休耕田の活用⇒生態系の保持⇒森林を守るに繋がる活動だと思いました。
優秀賞【中学生部門】
「ゴミ問題を解決して持続可能な社会を作ろう」
関西学院千里国際中等部 / レンチン餃子
< 審査コメント>
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身の回りの生活をはじめに課題を理解しようとしている探究心や自分達ができることから実行してみようという姿勢が素晴らしいと思いました。課題や現状をさらに深掘り、「リサイクルしたその先」などについて調べることができるとより良いと思いました。
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ゴミの分別の大切さについて分かっているつもりでも、なかなか意識してもらえない問題ですが、外国の「ゴミを捨てたくなるように促す」いわゆるナッジ理論で行動をそっと後押しできている活動だと思いました。 今後どのようにしたらさらに分別したくなるか、ブラッシュアップし、活動を続けてほしいと思いました。
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身近にいる清掃員へのインタビューを行なっていて、課題を当事者意識を持って取り組んでいてよかったです。また、実際に面白いゴミ箱の設置を通して行動が実施できているところが素晴らしいです。
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ちょっとしたアイデアが啓発活動につながりますね。日々できる事を考えて実践してみましょう。
Originality賞
< 審査コメント>
「ボードゲームで知ってもらう!公共交通機関の大切さ」
市立札幌藻岩高等学校 / ET Project
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このテーマに強い好奇心やワクワク感を感じられていることが発表の仕方から感じられました。
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実際ボードゲームの作成とテスト、その活動の課題感など振り返りもできていて素晴らしいと思いました。
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地方の課題である公共交通機関の減便や廃線に着目し、今後の課題とした点は良かったと思います。 ボードゲームにすることで、分かりやすく、理解しやすい手段だと思いました。 この発表の中で、そのボードゲームがどのようなものなのか、どのような効果が期待されるのかというところもあると更に良くなると思います。
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通学バスの減便という身近な問題からSDGsに繋げるアイデアがよかったです。
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公共交通機関や社会課題への想いがこもったプレゼンで興味を持ちました。
Think賞
「持続可能な畜産経営~地球にやさしい鶏卵開発~2」
愛知県立猿投農林高等学校 / 愛知県立猿投農林高等学校畜産研修班
< 審査コメント>
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課題や背景、実験の説明がわかりやすいと思いました。大変勉強になりました。学外での提案、連携なども素晴らしいと思います。
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地球温暖化の抑制のために、自分たちができることは何かを考え、解決策の実行や今後の課題についても考えられていました。 またきちんと効果がどれくらいあるのか数値も出ていてこちらも勉強になりました。 次回はぜひ「地球にやさしい卵」を使用した製品の発展も期待しています。
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農林高校の授業の延長線にある興味深い試みだと感じました。自分達で餌となる雑穀を栽培し、環境負荷を48%低減させた実績は素晴らしい取り組みだと評価します。地球にやさしい鶏卵開発がテーマであり、自家産飼料による環境への配慮やLA法による環境負荷の可視化、高大連携によるマーケティング分析等多面的な視点で分析されていて、お客様に対価以上の価値を提供していることを追求している点も素晴らしいと思います。これからも地球にやさしい鶏卵をデザインし続けてください。
Action賞
「僕らと地域の未来を拓く『おもてなし留学』」
名古屋高等学校 / Masahiro
< 審査コメント>
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そもそも不用品の販売による活動の資金集めをしていることや、自ら多くの高齢者の場へと足を運んでいることが素晴らしいと思いました。アンケートの取り方として、「日本人or外国人限定なら受け入れ可能」など具体的な声が拾えており、計画も立てられていることから、活動に期待しました。
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留学=語学だけではなく、その国の文化や地域の人との交流はとても良いことだと思いました。 これを機に日本の伝統に触れ、伝承にもつながり、活性化にもつながります。 留学生はもちろんですが、日本の学生も文化に触れ、再認識につながると良いなと思いました。
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地域との交流を求める留学生にとっては、高齢者の知見や生活様式が貴重な体験になり得ると感じました。
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面白そうなプロジェクトで実際に自分も関わってみたいと感じました。
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ボランティアではなく事業ベースで考えていくとよいと思いました。
Message賞
「厄介者を資源に変えるいにしえの技」
青森県立名久井農業高等学校 / 環境研究班
< 審査コメント>
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具体性があって良い提案だと思います。実証的な検討もされており、実現性もあると思います。
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実際研究活動を実践していて素晴らしいと思います。 複数の課題/機会に着目されていて、かつ勉強になる動画でした。 今回の取り組みが「スマートではないが、あらゆる場所で誰でも実現できる」というような手軽さなども取り上げていますが、そのようなある意味地味なソリューションならではの良さもアピールしていて良いと思いました。
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汚泥の利用は、持続可能な農業を進める必要条件となる貴重な資材と考えています。輸入に頼らず、国内未利用資源を有効に利用することに興味を持ち、不足するリン酸資源として、その利用を研究、根酸誘導効果を突き止め利用価値を明らかにした上で、普及活動に注力しているところは素晴らしいと思いました。「汚泥」というマイナスイメージの言葉により、貴重な資源が利用されない現実もある中で、「常識を変える」取り組みを続けてください。ぜひ、今後も汚泥肥料の利用推進、拡大に挑戦してください。新しいアイデアで新しい汚泥肥料の利用をデザインしてください。
魚国総本社賞
テーマ「食とSDGs」
「STOP児童労働」
横浜共立学園高等学校 / サステナブルガールズ
< 審査コメント>
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フェアトレードに着目し、児童労働につながる視点が良かったです。 絵本を配った後の反応や認知度などアンケートを実施するなど、ブラッシュアップにつながることもあると良くなると思います
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問題の説明がとてもわかりやすく、多面的に捉えられていると思いました。 実際学校やインターネットの範囲を超えて取材をして積極的に学ぶこと、絵本の制作に挑戦する姿勢が素晴らしいと思います。今回取り組まれた絵本の活動が、社会課題に対してどこまで貢献できるのか、その限界や今後の課題感など振り返られているとより良いと思いました。
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リーダーに届けに行く行動力は素晴らしいです。
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絵本の説明などで伝え方の工夫が見えたが、想いや行動力、考える力があり、絵本を読んでみたいと思いました。
近畿日本ツーリスト賞
テーマ「観光」
「GOALs~東日本大震災を教科書の出来事にしない!~」
麗澤中学・高等学校 / SDGs研究会「EARTH」チームA
< 審査コメント>
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志ある仲間が集まり高校生らしい取り組みが出来ていると感じました。震災学習は語り部による伝承に留まらず、未来志向で復興を伝える事も重要であり、高校生からの発信は未来につながるコンテンツになり得ると思いました。
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問題意識、産学連携へ取り組む姿勢などが素晴らしいと思いました。動画でみなさまの哲学や経験から感じたその魅力は、同世代の学生が見たら参考になるのではないかと思いました。
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まず福島に関心を持ってもらうためにはどうしたら良いのかを考え、行動に移し、うまくいかなかったときに、どのように改善したらよいかも考え、知識のインプットだけだはなくインプットも行い、活発的活動ができたと思います。
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構成もしっかりしており、活動の継続性も評価できます。
サンワテクノス賞
テーマ「エネルギーの有効活用」
「実習廃材を用いた機能性材料の創造 ~光るアルミニウムが命を守る~」
群馬県立館林商工高等学校 / 廃材活用班
< 審査コメント>
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大学教授や企業、地方公共団体などに教えてもらいながら研究を進めているところが素晴らしく、光るアルミニウムは量水標以外にも転用の可能性を秘めていると感じました。
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民間企業との連携などをして取り組んだこと、そして真剣に研究に取り組んでいることや発表に参考文献など丁寧に記載しているなど、全体的に姿勢や活動が素晴らしいと思いました。
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捨ててしまったらゴミになってしまうアルミの切り屑に着目し、環境にも人にも優しい材料が出来たと思います。 また自分たちだけではなく、産官学一体となり、地域のために活動できていました。 今後、この光るアルミニウムが広がってくことを期待します。
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産官学連携によって、社会問題を解決していこうと行動している様子がよかったです。
TOKYO EDUCATION LAB賞
テーマ「関係人口増加」
「子供の体験格差の解消へ!~第2のふるさとを通じた自然体験プログラム~」
淑徳高等学校 / 淑徳SDGs+
< 審査コメント>
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子供の体験格差への着目が素晴らしいです。 大学改革で総合型選抜入試も間口が広がっている中で、在学中のポートフォリオも選考基準になっています。 その課題を解決するアクションで子ども食堂でのボランティアや、子供体験プロジェクトの企画は本質的だと感じています。
兵庫県阪神南県民センター賞
テーマ「カーボンニュートラル(脱酸素)」
「竹取窓物語〜竹の窓を覗いてみるとSDGs課題解決への道が!?〜」
淑徳高等学校 / 竹取窓式部
< 審査コメント>
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窓枠からSDGsに、放置竹林のニュースから断熱性へとつなげる発想力が新しいと思いました。
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竹林についての専門家への取材、課題分析、実験、窓枠についての専門家への取材と動画の組み立て方と行動力がすばらしいと思いました。
富士見工業賞
テーマ「農業」
「循環資源の新たな可能性を探求~汚泥回収リン”MAP”の利用促進を目指して~」
京都府立桂高等学校 / TAFS第2研究群芝班
< 審査コメント>
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TAFSという授業の中でMAP(リン酸化合物)の研究を行い、レベルの高い考察と栽培実験を行っていると思います。輸入に頼らず、国内未利用資源を有効に利用することに興味を持ち、不足するリン酸資源として、その利用を研究、根酸誘導効果を突き止め利用価値を明らかにした上で、普及活動に注力しているところはすばらいしです。「汚泥」というマイナスイメージの言葉により、貴重な資源が利用されない現実もある中で、「常識を変える」取り組みを続けてください。今後も汚泥肥料の利用推進、拡大への挑戦を期待しています。
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専門的な研究活動に取り組み、学外の多くの場で発表していることが素晴らしいと思います。
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MAPの普及活動に向けては連携先の協力が必要です。検証を続けながら価値ある成果に結びつく事を期待しています。
ミライノラボ賞
テーマ「地方創生」
「地域参画型Eco-DRR 浜と松プロジェクト」
オイスカ浜松国際高等学校 / 環境SDGsプロジェクト
< 審査コメント>
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近年注目されているEco-DRRに着目し、行政だけでなく企業や学校、市民団体との連携をおこなった取り組みとして高く評価します。中高生が参画することで敷居が下がり、子どもや親子の参加が促され、持続可能なまちづくりに貢献する取り組みでした。
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1事業を多角的にとらえる考え方は重要かと思います。それぞれの連携先と課題の抽出・解決策の検討を深掘りしてみてください。
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説明が丁寧で、問題の分析もきちんとできていると思いました。また、地域の資源/特徴を活かした複数の社会課題へアプローチしていることは素晴らしいと思いました。
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産学連携をしっかり実現しつつ、アクションにつながっていて、またそれが数値とともに表現できていてよかったです。
武庫川女子大学賞
テーマ「つながり・コミュニティ」
「未来創造部」
The King's Academy / 株式会社MIBU
< 審査コメント>
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会社も設立して活動が本格化しているところが評価できます。
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具体的な計画、実際の行動などに繋げていて素晴らしいと思いました。企業として取り組む意義についてもう少し知りたいと思いました。
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留学を機に当たり前に思ったことが覆され、興味があることやビジネスに積極的に関われるプラットホームを構築する行動力がすごいと思いました。 また単なる集まりではなく、きちんと会社とし経営する仕組みも同時に学べる活動だと思います。
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起業にむけた発想と行動力に感銘を受けました。意義のあるプラットフォームの構築を頑張ってください。
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自分の課題感、原体験をわかりやすく伝えていて、それが会社を設営・活動などの行動につながっていてよかったです。
MOTTAI賞
テーマ「食料廃棄」
「フードロスの現状」
熊本高等専門学校 熊本キャンパス / TE科 3班
< 審査コメント>
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説明の流れについてもよく、動画もわかりやすかったです。 また、アンケート、米粉の国からの提供、実際にクラスへ広める、ところまで実際に行動できているところがよいと思います。
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フードロスの説明が網羅的かつわかりやすかったです。また、動画を踏まえて個人としてできることを提案していることがいいと思いました。フードロスの解決策について、実際寄付したその先でどうなるのか、課題がないのかなど、そのような観点含め深掘りができていたらより良いと思います。
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日本でどれくらいの量がフードロスとして捨てられているか、知っているようで、ちゃんとしたことは知られていない内容なので、再認識という点で良いテーマだと思います。 解決策を実際に行ってみたらどうたったかなど、行動もしてみるともっとジブンゴトになる内容になると思います。
横田アソシエイツ賞
テーマ「コラボレーション」
「キーホルダーがつくる私たちのきれいな海」
広島県立広島叡智学園高等学校 / RIK
< 審査コメント>
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とても見やすくわかりやすいプレゼンテーションでした。海洋プラスチックをキーホルダーにして、その利益を環境保全に役立てる持続可能な提案であったと思います。買ってもらいたくなるようなキーホルダーのデザインや機能についても今後考えていくと良いと思いました。
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海のゴミを拾うことはとても良いことですが、拾った後のごみの焼却や処理のためにもCO₂排出や環境汚染などの影響がある中で、マイクロプラスチックを使用したキーホルダーを作ることで、海を守るだけではなく、結果として森林保全や気候変動への貢献にもつながると思いました。 キーホルダーを目にし、海洋ごみへと関心を変える、小さい子供にも分かりやすいアクションだと思いました。
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動画がわかりやすくポップで惹き込まれました。企画やワークショップ・販売・発信・今後の流れについても説明できていてよかったです。