最優秀賞
「いとま ー心の健康の確保を目指してー」
Stone Ridge School of the Sacred Heart / itoma
優秀賞
「生理でとめるな ~途上地域の女児のキャリア形成に向けた布ナプキンと月経教育の推進~」
名城大学附属高等学校 / キャリアJkズ
優秀賞
「持続可能な学校と自分」
福岡県立直方特別支援学校 / C部門中学部2年1組
優秀賞【中学生部門】
「みんなに快適なトイレを」
加古川市立陵南中学校 / 加古川市立陵南中学校放送部
オリジナリティー賞
「カメレオンスクール」
武庫川女子大学附属高等学校 / エリザベスゴンザレス
作品賞
特別賞
最優秀賞
「いとま ー心の健康の確保を目指してー」
Stone Ridge School of the Sacred Heart / itoma
< 審査コメント>
・わかりやすいスライドと、実体験からの問題意識での提案であることに好感
がもてました。実現可能性も高いと思います。
・キチンと活動して300人が活用しているところがすごい。
・サービスを実施しているのがすごいと思います。
・問題がとても自分ごとになっていて、悩みの具体的な内容も想像できる点が
とても良かったと思いました。より良くするために、具体的にどのような悩
みを抱えている方が多いのかが想像できるとよりこの問題について知らない
人にとって理解がしやすいかもしれないです。実際行動されているのも素晴
らしいと思いました。
・現代社会における重要なテーマだと思います。
・学校内でのメンタルヘルスへの対応課題を的確にあぶりだし、SNSを通し
て自らの力で解決策を構築する点がよい。その解決策も本格的な仕組みであ
り感心しました。この過程では、メンタルヘルスの原因を整理し、それに基
づく丁寧な解決策の構築を行っているということもよく理解できました。
優秀賞
< 審査コメント>
「生理でとめるな ~途上地域の女児のキャリア形成に向けた布ナプキンと月経教育の推進~」
名城大学附属高等学校 / キャリアJkズ
・月経の貧困を超える提案をしている点が評価できる。またSDGsゴールと問題
の整理がよくできています。
・大切なテーマです。実際にどうACTIONをとることができるかまで考えてみて
ください。
・素晴らしいプロジェクト。現地の人とのやり取りをもっと詳しく知りたいと
思いました。
・問題がうまく分析・整理されていると思いました。また、実際活動をされてい
て行動力が素晴らしいと思いました。国や都市によって生理に関連する文化や
ライフスタイルは異なると思うので是非実際の複数の現場を事例に調査などを
実施していただきたいと思いました。
・テーマ設定、課題の発見、解決策の提案、SDGsとの繋がりなど、非常によく
まとまっていました。ぜひ活動を継続していっていただきたいと思います。
・ジェンダー格差・貧困の再生産の課題を月経という切り口で掘り下げて、具体
的かつ現実的な解決策に導いているところが良い。企業との協業など行動力も
高く評価できます。
優秀賞
< 審査コメント>
「持続可能な学校と自分」
福岡県立直方特別支援学校 / C部門中学部2年1組
・持続可能な自分という視点が面白い。ビデオとしてよくまとまっています。
・自らできることを前向きに取り組んでいて素晴らしい!
・自分一人に閉じない取り組みをしっかり行っています。
・学内の取り組みが目に見えて、動画の流れもよく整理されていると思いまし
た!学内放送の仕方も、「節約」の意義も伝えつつ「太陽を浴びる」などポジ
ティブな伝え方をしている点が、環境問題に関心が今までなかった人にとって
も協力しやすくするのではないかと思いました。
・活動の内容が、無理のない範囲で、自分でできることをやっていることに感銘
を受けました。他の学校の生徒さんたちにも広げていけると思います。このア
ワードを通してそういったつながりが生まれると良いと思いました。
・自分を持続可能にするというメッセージに感心しました。自分のことを大事に
することは、結果的に他人を大事にする行動につながるということであると理
解しました。
優秀賞【中学生部門】
「みんなに快適なトイレを」
加古川市立陵南中学校 / 加古川市立陵南中学校放送部
< 審査コメント>
・取材もしっかりして提案をしているのは中学校のビデオの水準を超えていると
思いました。
・中学生としてはとてもしっかりしたテーマ設定、内容です。
・しっかりと取材をして当事者の声を伝えることが出来ていました。
・動画のレベルが高くて驚きました。また、実際に現場に出て取材するなど、姿
勢・行動力は素晴らしいと思いました。できれば、見ている人が「自分に何が
できるのか」という点で動画を見た後に持ち替えられることがあるとよりよか
ったと思いました。また、皆さんがこの動画の作成を経て、今後どのような活
動に取り組みたいのかという観点も伺いたいです。
・テーマ設定は大変よく、ソリューションも私では考えつかないような内容にな
っていて面白いと思いました。
オリジナリティー賞
< 審査コメント>
「カメレオンスクール」
武庫川女子大学附属高等学校 / エリザベスゴンザレス
・身近な経験から実践へと向かい、展開もある内容でした。漫才仕立てのプレゼ
ンも面白かったです。
・良いプレゼンでした。身近な経験からの発想がよかったです。
・ぜひカメレオンスクールを実践してもらいたいです。
・ノリが楽しそうで見る側も楽しかったです笑 動画はとてもわかりやすいと思
いました。課題の整理や計画なども具体的で参考になりました。お二人がこの
問題に興味を持ったきっかけも知りたいと思いました。
・視点、解決方法の提案など、よかったと思います。スクールという話は大きな
活動になるので、皆さん自身でできるSDGsへの活動を教えてもらえるとより
よかったかと思います。
・この解決策が実現できれば、様々な課題を抱えている学生の皆さんにも展開を
拡大できると考えます。是非、系列学校の資源を最大限に活用し、実活動に繋
げてください。
Think賞
「食品ロスを減らす取り組み」
武蔵野大学高等学校 / MUGEN
< 審査コメント>
・食品ロスをアプリで解決するアイデアが秀逸でした。
・実際にアプリを作ってほしいと思いました。
・問題の説明や分析、「1人あたり〇〇」などイメージしやすい解説、アンケー
ト結果紹介もありとてもいいと思いました。今回のアプリは個人向けだったと
思いますが、個人と企業では後者の方が食品ロスの量が多いと思っていまし
た。そのように思っている方が他にもいる気がするので、そのような点につい
ても触れられるとより説得力が出ると思いました。
・前半はSDGsとの関係も含めてよく調べていました。後半のアプリはアイデア
として面白かったです。
・食品ロスへの具体的な解決策提案とマーケティングの実利も得られる仕組みの
アイデアがEビジネス目線になっており、おもしろかったです。
Action賞
< 審査コメント>
「浜と松プロジェクト 災害に強い美しい海岸へ」
オイスカ高等学校 / 環境SDGsプロジェクト
・浜を対象として地域と協働して様々な活動をしているところ、さらに松の堆肥
を作るといった活動が興味深いです。
・地元に根差した活動を取り上げており、具体的な提案があり良かったです。
・地元のインフラになっているのがすごい!
・実際現場の姿などの写真があり活動が想像しやすかったです。地元の企業と協
力している行動力が素晴らしいと思いました。また、スポーツ形式にされてい
る工夫が面白いと思いました。
・野菜を作ったりゴミ拾い選手権をやったりと工夫を凝らしていることに感心し
ました。また、活動を長期的に続けている点も評価しました。
・地元の資源を最大限に生かす様々な活動に関わっていることがよくわかりま
す。松のたい肥は、初見。埋もれた資源を幅広く活用し、循環的な生育を促す
ことにより、偏った活用による資源枯渇も解消していくのではと期待が持て
ました。
Message賞
< 審査コメント>
「危機!?地元のゴミ事情!in柏」
角川ドワンゴ学園NS高等学校 / ぴかぴかのいちねんせい
・ビデオの制作能力が非常に高く、さらに撮影はゴミ回収の実践を映像化してお
り、その点でも評価できます。
・映像の作り方、アクションの促し方が上手でした。
・動画のクオリティが高いと思いました!コメディ要素もあって面白かったで
す。ゴミの内容を知ってやってみたいと少し思えるように見えた気がします。
美化サポーターの知名度が低いということでしたが、例えば「なりたいと思い
ますか」あるいは「どうしたら美化サポーターを増やすか」「既存の美化サポ
ーターはなぜ取り組んでいるのか」という点について調査ができたらより有益
だと思いました。
・動画の完成度が非常に高く、作成者が意図しているように子供たちにも興味を
持ってもらえるように工夫がされていました。
・身近な誰もが知る地域の課題にスポットをあて、現状分析を自らが体験しなが
ら行っていったところに説得力があります。ポイ捨てを減らすソリューション
も、美化サポートをしている人の姿を見せて、ポイ捨てする人の自覚を促すと
いうシンプルなものではあるが、活動が広がれば現実的な対応策なのかもしれ
ないと思いました。
近畿日本ツーリスト賞
テーマ「観光」
「Seiko SDGs Food Ambassador」
聖光学院高等学校 / Seiko SDGs Food Ambassador
< 審査コメント>
・キチンと行動できたことがすばらしいと思いました。
・一人で調査し、実践する実行力を評価したいと思います。
・実際今まで1年間も取り組んだという点がすごいと思いました。特に文化祭で
の価格は商品関係なく価格が高めになっているイメージがあるので、面白い視
点だと思いました。学生ならではの視点や実行できることで興味深いと思いま
した。
・大変素晴らしい活動だと思いました。このような方法でコロナ禍で残ったもの
を販売し貢献するということができるという新しい発見がありました。
・コロナ禍で生産地と消費者をつなぐプロジェクトの作り込みと実践が大変良く
できています。PR活動を実践している点、今後のビジネスモデルの充実を視
野に入れている点などがよかったです。
TOKYO EDUCATION LAB賞
テーマ「関係人口増加」
「【ゆっくり解説】森林、再生」
駒場学園高等学校 / 不定期団子
< 審査コメント>
・実際に体験したことを中心に、森林という難しい問題に対しての感想をまと
めることができていると思います。
・事例・内容について大変勉強になりました。
・森林をテーマに大変よく調べていて、プレゼンテーションも工夫されていて
とても良かったと思います。
・課題の調査を丁寧に行っている点が素晴らしかったです。
・修学旅行を通して関係人口を増加させ、生徒にとっての第2のふるさとに繋
がり 地方創生まで繋がっていくのだと感じました。
三菱地所住宅加工センター賞
テーマ「森林」
「【今、私たちにできること】
コーヒー1杯の物語~フェアトレードの輪を広げるために~」
麗澤高等学校 / SDGs研究会「EARTH」
< 審査コメント>
・研究会として自ら楽しんで学ぶ取り組み、是非広げていってください。
・行動力、実績がすごいと思いました。動画もわかりやすいと思いました。他
の学校に広めるための方法やハードル(既に他校へ広げる活動をしている場
合は何がポイントとなっているか、何に苦労しているかなど)について知り
たいと思いました。
・素晴らしい活動だと思います。動画の最後にあったように他校にも協力して
もらってビジネスモデルを展開することで東ティモールの支援だけでなく、
他の学校の生徒さんたちへの教育機会の提供にも繋がると思いました。期待
しています。
・部活動組織に情報収集力や分析力が備わっており、素晴らしい学生さんたち
です。テーマも埋もれている、新興国とフェアトレードを結び付け、アクシ
ョンと世の中へのアナウンスが具現化されレベルが高い。このビジネスモデ
ルを他の学校にも広げるというメッセージもSDGsの精神に忠実だと思い
ました。
ミライノラボ賞
テーマ「農業」
「昆虫食を広めたい!」
東京農業大学第一高等学校 / チームcricket
< 審査コメント>
・実際に食べたりヒアリングしたりして、調査を進めている。さらに問題点で
ある昆虫への嫌悪感を取り除く提案をすることで具体的なアクションにつな
げている点が素晴らしいと思います。
・問題の背景などわかりやすく整理されていると思いました。実際のベーグル
開発に取り組んでいて、素晴らしい行動力だと思います。流行りだけで止ま
らないように工夫も必要かもしれないですね。
・食という課題設定と昆虫食という着眼点は、ともに現代の我が国にとって重
要かつ見てみぬふりはできない課題であり、SDGsとの繋がりも強く、本コ
ンテスト及び特別賞に相応しい学習であったと評価します。また、提案のあ
ったベーグルは実現化に向けて頑張って欲しいと思います。
・買い物は投票であるという言葉に考えさせられます。食事は心と体を豊かに
してくれる大事な要素である。食事を生きるための栄養と捉える厳しい環境
にいない我々は、これまでの食体験の延長線で買い物投票をしてしまう。そ
こにメスを入れるべく、昆虫食を豊かな食体験として若い人から進める行動
には脱帽です。
武庫川女子大学賞
テーマ「つながり・コミュニティ」
「原子力発電から見るエネルギー問題」
京都教育大学附属高等学校 / 京教三姉妹
< 審査コメント>
・一般的にはSDGsから遠いと思われている原子力問題をあえて取り上げ、常
識にとらわれず、その解決を目指しているところを評価します。
・原子力の議論が行われようとしている。それに対し、偏見なく理解すること
は大切です。
・問題の整理、学生ならではの視点の観点でとても良い動画だと思いました。
「正しい知識を伝える」ことや問題意識を持ってもらうことが必要、とお話
しされていたと思いますが、多くの学生にとって知識を持ち現場を見ても長
期的に興味を持たない方が多いのではないかと思ったので、そこに対するア
プローチについて是非今後伺いたいと思いました。
・重要なテーマだと思います。実際の現場を見て、みんなで話し合うプロセス
も非常に重要だということがわかりました。
・原子力発電の課題と、使い続けられている背景が分かり易く整理されてお
り、興味深い内容でした。難しいテーマだけに具体的な解決策を提案するこ
とはできなかったと思う。人類が選択を迫られる時の準備として出来るだけ
多くの人が事実とその背景を知る重要性を改めて考えさせられました。
横田アソシエイツ賞
テーマ「コラボレーション」
「地元徳島から考える SDGs」
徳島県立城ノ内高等学校 / 森下 愛友里
< 審査コメント>
・地元のことを他地域にいる人の目線で調べることができていると思います。
・徳島のいろいろな活動を教えてもらいました。
・現場の写真・映像が多く面白かったです。そして社会問題を、具体的な地域
を対象にして捉えている点で良いと思いました。
・地域活性化・地方創生をテーマにしたSDGs活動のなかでも、徳島の過疎地
域を取り上げていろいろな活動を取材し、学び、何が必要かを考えていた点
を高く評価しました。
・故郷の資源を最大限に活用しようと活動される方々の姿に触発され、様々な
活動を取材し分かり易くつたえているところが良いです。また、取材にとど
まらず、インスタで自ら発信するという動きに至ったことは、次世代を担う
意識の表れであると感心しました。
学生団体賞 -合同会社ReCrop-
テーマ「ジェンダー平等」
「学校におけるジェンダー平等の実現に向けて」
山形県立酒田東高等学校 / You Too
< 審査コメント>
・ご自身の経験を踏まえ、具体的な行動に移されている姿に大変感動しまし
た。母数も貴校の多くの学生さんの協力を得て行っており、感心しました。
また、保健体育での学習機会がないと仰っていましたが、省庁では保守的な
方の意見が尊重される傾向にあり、中々内容を改良するのが困難です。そこ
で総合での学習や皆様のような意識の高い方々の取り組みが必要です。特に
体育の実技が選択制になったのは皆様の努力の賜物だと思う所存です。また
彼らの懸念はLGBTへの問題意識はあるものの、LGBTの取り組みはめんどく
さいという意見が一番です。地域の人にもアプローチをされるとのことでし
たので大変なことも多いと拝察しますが、是非ご一緒に出来ることがあれば
やってゆきましょう!