皆さん こんにちは!
千葉大学法政経学部1年の広瀬愛理です。
お気づきかもしれませんが、私がこのアワードにお世話になったきっかけは今のアルバイト先にあります。それは株式会社ミライノラボです。
今回は、なぜミライノラボで活動しようと思ったか、どんな活動をしているのかお話ししたいと思います。
私がミライノラボに所属したい!と思ったのは、私の将来の夢と関係があります。まずは、私の小さい頃の夢からその変遷を追っていきたいと思います。
幼稚園生の頃から、英会話教室に通っていたこともあり、小学6年生の私は将来、英語で仕事がしたいと思っていました。ちょうどその年、東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、通訳の方をよく目にするようになり、通訳に惹かれます。しかし、通訳の仕事の狭き門を痛感し、方向転換を図ることになります。
次に私が惹かれた職業は外交官です。当時、図書館にあった偉人の伝記マンガを制覇するほど読み明け暮れていました。その中の1人が杉原千畝でした。第2次世界大戦中、ナチスドイツから迫害を受けていたユダヤ人達に対し、日本へのビザを発給し、彼らの命を救った人物です。人々の為に彼の考える職務を全うする姿に私は憧れました。しかし、外交官になることへの覚悟は並大抵ではないことも杉原外交官から学び、本当の意味で私が出来る、やりたい仕事を追究したいと思うようになります。また、日本の抱える問題の1つである少子高齢化をあちこちで見聞きするようになり、日本社会の為にする仕事の必要性を感じるようになります。
そして、高校生の時、SDGsと出会いました。
高校の授業で、SDGsについて教えて頂いた後、自分でその目標を選び、考える課題が出ました。自分は何を考えるべきか迷いましたが、日本社会のために仕事をしたいという夢をもとに「日本の持つ人や物の個性を活かすには」のタイトルで労働人口について考えました。働き手が欲しい方と働きたい方、お互いに必要とする方々が手を組んで、もっと輝く方法があるのではないかと思ったからです。しかし、調べていくと「職業能力評価基準」の策定や「若者応援企業宣言事業」の実施等、既に”もっと輝く方法”が作られていたことを知ります。[1]
私は、この経験で日本社会の中でも市民の方の近くで、直接生活を豊かにする仕事をしたいという、より具体的な夢を持つことができました。つまり、その仕事は、ある地域に密着したものになると考え、地方創生への興味が急速に高まりました。
そして、ついに大学入学後、ミライノラボにお世話になることになりました。ミライノラボは、持続可能な地域づくりを若者と一緒に考え、企画し、実践する、千葉大学発の研究成果活用型地方創生ベンチャーです。
私のお隣が株式会社ミライノラボ代表取締役CEOで、千葉大学大学院国際学術研究院助教の田島翔太先生です。
ここからは、ミライノラボでの私の活動をご紹介したいと思います。私は、長柄町で誕生した特産品、「ながらとガラナいろはにほへと」の配布事業に関わらせて頂きました。「ながらとガラナいろはにほへと」とは、アマゾンで採れる真っ赤な木の実、ガラナのエキスを使ったガラナ飲料です。その実を食べると不老長寿になると言われています。その言い伝えを長柄町の方々から感じられる生き生きとした姿に重ね、この炭酸飲料ができました。[2]
配布に当たっては、ながらとガラナを飲むだけでは終わらない体験をつくるため、ながらとガラナと長柄町を元気にする会というものが立ち上がり、長柄町民の方やルーツを持っている方々にも参加して頂きました。[2]そして、オンラインミーティングを重ね、zoomを使った長柄町小中学生向けクイズ大会に決定しました。また、長柄町の小中学生の皆さんに「ながらとガラナいろはにほへと」をお配りすることも出来ました。大人数で集まることが難しい中、オンラインで参加者の皆さんとコミュニケーションを取る等、イベントがより楽しくなるよう試行錯誤しましたが、大変貴重な時間になりました。
さらに、町民の方の手によって誕生したキャラクターもいます!がらナンという名前なんです!可愛いですよね~❤
この配布プロジェクトが今年の5月に始まって4ヶ月後の9月に当日を迎え、司会を務めました。実際にやってみて、参加者の皆さんが楽しんでいらっしゃって”やって良かった”と一番に思いました。
高校生の時にSDGsと出会ったから、今の私の活動があると言っても過言ではありません。SDGsは考えれば考えるだけ、調べれば調べるだけ、知らなかったことを発見させてくれます。だからこそ、皆さんにもSDGsを考え、自分の考えを深めて頂きたいと思っています。
これからも、色んな地域にお邪魔し、お手伝いをさせて頂きながら、勉強していきたいと思います!今後のご報告もお楽しみに!
以上、あいあいでした(^▽^)/
[参考]
[1]“第 1 部 第 2 章人口減少克服に向けた取り組み”. 厚生労働白書平成 27 年版:人口減少社会を考える 厚生労働省, 2015/10/27, p.315.292 , (最終閲覧日:2020/10/12)
[2]ながらとガラナと長柄町を元気にする会ホームページ(最終閲覧日2020/10/12)https://peraichi.com/landing_pages/view/nagaranogenki
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