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SDGsカフェ*高校生 〜これからの学校、学びのあり方とは?〜 2020/7/22.29


7月に金沢で開かれたS D Gsカフェは、高校生とコラボした形で行われ、今後の学校はどうあるべきか?を中心として会議が行われました。二回に分けて開催されましたが、この記事では、第一回目を中高生向けに取り上げたいと思います。(SDGsカフェは国連大学IAS OUIK、金沢市などの主催で2030年の金沢がこうだったらいいな」と誰でも

IMAGINEしてもらえる会です)


まず、皆さんに知って欲しいのは、中心となってこの会を進めたのは大人ではなく、金沢市にいる高校生、千代航平さんだということです。彼は普段からこれからの教育や学校は変わるべきであり、そのためにはどうしたらいいのかを常に考えていて、時には学校の先生と話し合い、より良い学校を作るために日々頑張っているそうです。中高生のみなさんが通っている学校のあり方を決めるのは先生だけではありません。この記事を読んでくださっている中高生の中に、こうしたら自分の学校はもっと良くなるのではないか?など考えている方がいたら、どんどん友達や先生に話してみてほしいです。


S D Gsカフェの内容にもどりますが、はじめに千代さんから、彼の考える理想の学校像についてプレゼンテーションが行われました。その中で千代さんは、先生から与えられた課題研究ではなく、高校生が自分から進んで行うことのできる課題研究の場を作るにはどうしたらいいか考えていること、新しい教育として地域の人を読んで授業をすることの2つを紹介しました。2つ目のプレゼンテーションは能登高校魅力化プロジェクトコーディネーターの木村聡さんが行いました。現在能登町には石川県立能登高校の1校のみしかありません。その高校、そして町を存続させて行くために能登高校魅力化プロジェクトを立ち上げたそうです。木村さんは、将来、地域で活躍する人を育てるにはどうしたらいいかという所で、高校と地域を繋ぐ架け橋の役割を担っています。高校の総合的な時間で行われる『地域課題』を軸とした課題解決型学習(PBL: Project Based Learning)のサポートも行っているそうです。



プレゼンテーションの後には小さいグループに分かれて話し合いが行われました。一目のテーマは、『いままでの人生の中で一番いい学びをしたなと思った瞬間は?』参加者からは、『学校以外で経験したこと』『フィールドワークでの体験』などの意見が出ました。2つ目のテーマ「これからの理想の学校や学びの在り方について」には、『まず、総合的な時間の意味を生徒に理解してもらう必要がある』、『個性を伸ばす教育が大事なのでは?』などの意見が出ました。最後のテーマは、「どうすれば理想の学校や学びに近づくのか」で、『大学生と共に行うP B Lがいいのでは?』や、『新しい物にチャレンジする時に支えてくれる環境を学校に作ることが大切』などのアイデアが出ました。(大学生と共に行うP B Lに関しては、SASSの実行委員の数名が兵庫県の高校でファシリテーターとして総合的な学習に参加しています!)


第一回目のSDGsカフェ*高校生はここで終わりましたが、第二回目はさらに深く議論したそうです。ここでは第二回目は紹介しませんので、興味のある方は、こちらでチェックできます!

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